ほっと癒してくれるような辞書「気持ちを表すことばの辞典」 

【この投稿にはプロモーションが含まれています。】
心に響く作品紹介

なんか気持ちがモヤモヤしている時は真面目な本は読みたくない。
でも何か勉強をしたり生産的なことをしたい。
そういった時におすすめなのが、気持ちを表すことばの辞典です!!
今の気持ちにぴったりな言葉が見つかったり、挿絵や例文を見ることで何か心を預けられるような瞬間があるかもしれません。そんな1冊をおすすめできたらと思います。

概要

日々の移り変わる感情を表す言葉には様々な表現があります。
普段から使われている言葉や歌詞、小説などの言葉から厳選して収録!!
1テーマに8〜10の言葉を掲載。
さらに挿絵でより想像力を掻き立てるデザインとなっています。
クリエイターを目指す方でも言葉の語彙を広げる手助けとなってくれる一冊です。
ぜひ今のあなたの心を表す言葉を見つけてみてください。
ぴったりの伝えたい言葉が見つかるかもしれません。

著者飯間浩明 (監修)
出版社ナツメ社
発売日2021/6/16
ページ数304ページ
サイズ18.8 x 12.7 x 2.1 cm
ジャンル国語辞典・人文・教養

この本を買ってみて良かった3チェックポイント!!

さまざまな言葉の表現があることを知れる!!

全1093文字を収録しているこの「気持ちを表すことばの辞典」。
めくるだけで気持ちによっていろいろな表現方法があることを知れます。
2部構成となっていて、第1部では、単純に感情や気持ちについての言葉が書かれています。
「かなしい」という言葉をとっても、「しんみり」する、「嘆かわしい」「悲痛」にくれるなどいろいろな場面や心情によって伝え方が全然変わるのだなあと改めてこの本を読むことで感じます。
また第2部では、身体的な表現や季節、色などで気持ちを表す言葉が散りばめられています。
適当にめくってみるだけでこんな表現もあるんだ!っという発見や勉強になりますよ!!

例文がわかりやすく理解しやすい!!

続いて2つめのおすすめポイントは言葉の説明書きと共に「例文」が書いてあり、とてもわかりやすい点です!!
各単語には例文がついており、その言葉の使い所が説明を読んだだけでピンとこなくても、例文を読むことで言葉の使い所が理解できます!!
特にポイントとして挙げたいのが、国語辞典の編纂にも携わっている飯間浩明さんが説明文や例文を監修しているところので、とてもわかりやすく簡潔にまとめられています。
説明書きと例文を読んで、あとはピッタリと当てはまる場面さえあればいつでも使える場面がたくさんありますね!!

絵で癒される!!

そして癒しを与えてくれるおすすめ要素としては、ほっこりとしたかわいらしさで癒しを与えてくれる挿絵の存在です。
絵師は252%さんと、ツヅキエイミさんの二人のイラストレーターさんが描かれています。
第1章が252%さん、第2章がツヅキ英美さんの作品で描いてくれています。
252%さんは、童話の世界のようなレタッチで優しく感情を表現してくれる絵柄になってくれていてほっこり癒されるなあと感じます。またツヅキエイミさんの方はアニメのような絵柄で、より感情の動きを表現している挿絵になっていると感じます。
気持ちによってお二人の絵柄を見る場面で選んでも、面白いかもしれませんね!!
1冊で癒され要素も盛りだくさんの本です!!

実際に使ってみたきっかけと感想

この本を手に取ってみたのは、単純に言葉の勉強をしつつ、癒されるような辞典があったら欲しいなあと思って書店を探していた時でした。
特に僕の関心を引いたところは、おすすめポイントでも触れた辞典編纂のスペシャリストである飯間浩明さんが監修されている点でした。X(旧:Twitter)を度々拝見していると、紅白の歌詞や時事ネタからの言い回しなどつぶさに解説されているのがすごく面白いなあと感じて言葉ってやっぱり面白いと思わせてくれた方の一人です。
また僕が自律神経失調症を患い、文章を読むのが億劫な時に癒されながら本を読めるような本にピッタリだなと見てみて思ったところも購入の決め手です。もちろん文章を全く読むのが辛いという方は難しいかもしれませんが、イラストを楽しみながら言葉も学べるのはとてもいいなと思う1冊でした。

言葉を丁寧な解説や絵に癒されながら学びたい人におすすめな一冊!!

最後にどういう方におすすめかと言いますと、タイトルでも挙げた通り丁寧な言葉を学びたい。しかし、辞典を読んだりするのは億劫という方におすすめな1冊ですね。
ぼんやり眺めているうちにいろいろな言葉を覚えることができるかもしれません。
また僕のように病気で気が滅入る時にこそ、逆に読んで欲しい本だなと思います。
今の気持ちと言葉がしっくりきて、心のもやもやが晴れるきっかけになるといいですよね。
さらに自分も知らないうちに、周りの人がどうしてそんな言葉を知っているの?と思うような素敵に感情を表現したいと思ったり、表現できるようなそんな気持ちになるかもしれません。

コメント